

AKI通信 20年目のちょっとした改装
今年のこの酷い暑さ、魂まで持って行かれそう、気がつくとぼーとしている。皆様はいかがお過ごしですか。しばらくお知らせが滞ってしまい失礼いたしました。
しかし、ふっと気づくと夕方には元気の良い虫の音が、夏よ去れ!秋の出番だといわぬばかり。涼しさがこいしいですね。
この数ヶ月の間、ことのは もその周辺も ちょっとした様変わりです。お陰様で今年で20周年を迎えたことのはです。ふたりのオーナーも傘寿手前と傘寿越えとなり、終楽章に入りました。願わくば、荒れ狂う大河ではなくゆったりと流れる大河の一滴となり、名も知らぬ人々と手を取り合ってゆったりと海へと流れつきたいものです。
ことのはではある需要があり、1階と3階 に小部屋を造りました。囲まれた部屋にいると落ち着くもので、読書や思考、相談事にも最適です。2階は今まで通り、音楽や他の表現活動にレンタルしております。1階のギャラリーが少し小ぶりになりましたが、使い様によっては面白い展示ができると思います。費用もお安くして、気楽にお使いいただけたらと思っております。HPは間もなく更新いたしますが、なにごともご相談下さい。
様変わりといえば、お隣の焼き肉やさん、「牛角」が撤退し、新しく、「らーめん魁力屋」が京都九条ネギを持参して登場です。大看板の掛け替えには大きなクレーン車が天に届かんばかりに伸びて、一仕事していきました。夜中の12時までオープンと気張っていますが、旧16号ですから、夜は、車も少ないですよ。どういうわけか、私達は、まだ、食していません。「牛角」さんも20年近くよく頑張りました。チェーン店は強いですね。
なにかと節目の年といえば、ピアニスト永野光太郎さんのコンサート「作曲家シリーズ」も、お陰様で、10年目を迎えようとしています。2016年から、10人の作曲家の人生をピアノ曲を通して辿り来ました。ショパンから始まり、今年は、ドビュシーでした。この天才たちの人生を短い時間で辿ることは、不可能に近いのですが、演奏を聴き、お話を伺う中で、作曲家達の肉声に触れたのです。授かった天からの力を珠玉の作品にして残した天才達,ありがとう。また、培った実力を発揮して、毎回完璧な演奏とお話を聴かせてくださった永野光太郎さんにも心から感謝いたします。音楽は人間讃歌の道筋です。人間みんなの宝です。
チェンバロ製作者、チェンバリストとしてもご活躍の永野さんですが、今回、自作チェンバロの販売をされることになりました。2023年3月には、ことのはにて、〈モーツアルトの人生を辿る〉コンサートでお目見えした、あの美しいフレンチチェンバロです。
その時の様子は、永野光太郎コーナーの~コンサート通信Archive~にも残してあります。
そのほか詳しくは、~永野光太郎コーナー~でお知らせしております。先日、ご年配の方が、ホームの自室にチェンバロを置かれているのをテレビで見ました。弦楽器でもあるわけで、さしずめ大きめのギターというところですね。一つの作品の旅立ちに幸あれ!どうぞ、よろしくお願いいたします。
宇田川靖二は「画家達の仕事とギャラリー」の3冊目に取り組んでおります。2冊目を祝って頂き、じゃ,3冊目ね!と軽く肩をたたかれスタートしましたが、道半ばで、倒れるなど、みっともないことはできません。2冊目よりもさらに刺激的な本の誕生を楽しみにしていてください。なんて、プレッシャーにまけるな!。
現在1Fギャラリーにて 宇田川靖二の陶器を展示中です。
長くなって恐縮ですが、又私事でもあるのですが、ご容赦ください。私は兄弟姉妹4人です。長兄は91歳となり、10歳下で一番末が私です。4人ともさしたる大病もせず今日まで生き延びたものです。ありがたいことですが、今後どうなるか、それを考えると怖いようです。最近、次兄渋谷 毅(作曲家、ジャズピアニスト)の曲に興味を持ち、ライブに行ったり,楽譜をながめたりしています。このたび、長野県の小海のヤルヴィーホール(湖のほとりにあり、steinwayのすばらしいでピアノがあります。)
合併した小海小学校の校歌を作曲したご縁からのようです、その頃は,小海に秋がやってくるでしょう。独り身となった長兄の足下と、自分の足下にも気をつけて聴きに行きたいと思っています。詳しいことはチラシをご覧下さい。
長々とお読みいただき、ありがとう御座います。そんなわけで、終楽章は、ゆったりとしたテンポで参ります。皆様方も、これからこの狂った夏の疲れがでることでしょうから、十分ご自愛の上、秋の日日を味わい深くお過ごし下さい。
2025年8月30日 ギャラリー・スペースことのは 宇田川 彰